世界を走り倒す旅行記 1

自転車による五大陸走破ラウンド1

突然ですが

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諸事情により、別サイトに引越します。
 
 
五大陸走破ラウンド2ということで、仕切り直します。
 
こっちのブログは閉じずにとっておきます。
メールアドレスは今までと同じです。
 
 
 
 
 

Written by Ryo

2009年3月1日 at 11:13 午前

カテゴリー: 未分類

クラプトン/ベック

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昨日、アリーナに行ってきた。
 
3部構成。
 
第1部はジェフ・ベック。
長年傾倒してきた巨大な存在が、現実に100m先でギターを弾いている。
一言では表現しきれない色々な感情がブワーッとこみあげてくる。
歪みはかなり抑え気味で、アンプ直に近いセッティング。
もろ「ストラト+マーシャルです!」という感じのストレートでごっつい音。
歪みまくった音も聞いてみたかったが、後に出てくるクラプトンを意識して抑えたのだろうか。
セッティングはシンプルだが、アームとボリュームとトーンの調整で不可思議な音を次々とつくりだす。
右手がとても忙しい。
彼はいわゆるテクニカル系ではないが、誰にも真似できない独自の世界を築き上げた。
僕は数多くのギタリストを真似たが、ジェフ・ベックだけはまともにコピーしたことがない。
まさに孤高。
歌なし、MCなし、ひたすらギターを弾き続ける。
ギタリストは黙ってギターを弾いてりゃいい、という良いお手本であった。
 
第2部はクラプトン。
特に際立ったギターを聞くことはできなかった。
持ちフレーズは異常に減り、ソロはワンパターンで短い。
クラプトン節はどこへ行ったのやら。
見知らぬサイドギターの者にソロをとらせたり歌を歌わせる場面も多かった。
ドラムやベースのボリュームが大きすぎる。
僕のような人間は、ギターさえ聞ければそれでいいので、他の楽器などどうでもいい。
14年前「フロム・ザ・クレイドル・ツアー」で体感したあのカリスマ性はすっかり消え、普通のブルースバンドの一員になっていた。
 
第3部は共演。
クラプトンのバンドをベースにジェフ・ベックが加わる、という形。
壮絶なギターバトル、「競演」が理想であったが、やはりそれは無理があるようで、いたってノーマルな「共演」であった。
普通のブルースナンバーにジェフ・ベックのソロをのせた感じ。
また例の見知らぬサイドギターがソロをとったりしていたが、こいつはいらないだろう。
ジェフ・ベックに太刀打ちできるギタリストは、レイヴォーンか、今生きてる者ならエリック・ジョンソンかバディ・ガイぐらいか。
 
だいぶ批判的なことも書いてしまったが、全体的には十分楽しんだ。
これだけビッグなふたりを同時に見れたわけだから、興奮しないわけがない。
今の時期に、日本で、しかも東京の近くでやってくれたことは本当にラッキーだったと思う。
 
あとは、死なないうちにバディ・ガイ(もう70半ば?)をもう一度生で見てみたい。
 
 
今夜、出張で兵庫に行きます。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 

Written by Ryo

2009年2月23日 at 3:37 午後

カテゴリー: 未分類

1.5!

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昨日、レーシックの手術を受けた。
 
バッチリ見える。
素晴らしい。まるで魔法だ。生まれ変わったようだ。
最高の気分。
 
4日前、検査を受けた。
人の多さに驚いた。待ち合わせ室には軽く40~50人の客がいた。スタッフも医者も多い。よくわからない機械がズラーッと並ぶ。
流れ作業のように事は運んだが、精密なデータをとるため、待ち時間なども含めるとトータルで2時間半かかった。
視力が1.0以上になる確率は99.5%、1.5以上になる確率は60~70%だと言われた。
角膜が薄すぎる人は手術を受けられない。僕の角膜は薄いらしいが、一応手術は受けられる。ただし、再手術はできないと言われた。
 
そして昨日、生まれて初めての手術。
まばたきしないように思いっきり目を開いて固定される。麻酔で眼球は痛みを感じないが、それでも自分の目をいじられるのは抵抗があるようで、自然と体に力が入る。
今、大地震がきたらいやだなと思った。
手術自体は10分もかからないほどだが、やはり待ち時間なども含めるとトータルで2時間半かかった。
 
直後は視界が全体的に白くかすんでよく見えない。まさか失敗なのかと思ったが、誰でもこうなるらしい。
麻酔は注射ではなく点眼薬で、びっくりするぐらいすぐに効かなくなる。20分後にはヒリヒリして涙が止まらず、とても目を開けていられないほど。痛み止めの点眼薬をもらったが、これも20分ほどで効かなくなる。帰りの電車の中でもボロボロと涙を流し、何度か痛み止めを点眼した。
 
朝になると、はっきりと見えるようになった。でもまだヒリヒリするし、まぶしいし、涙も出る。保護メガネを付けて仕事した。
夕方ぐらいになってようやく落ち着いてきた。クリニックに行って検査し、異常なし、視力は1.5あった。
 
もう、寝る前にコンタクトを外したりしなくていい。
朝起きてメガネを探したりしなくていい。
ゴハンをよそう時にメガネが真っ白になることもない。
旅に行く時も、使い捨てコンタクトを大量に買いだめしなくてもいい。
とにかく、何もしなくていい。
素晴らしいことだ。
 
ちなみに、費用は178000円だった。
 
 
 

Written by Ryo

2009年2月18日 at 9:20 午後

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レーシック

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レーシック(視力回復手術)を受けようと思っている。
 
僕は両眼とも0.03で、普段はコンタクトをつけている。
 
レーシックとは、レーザーで角膜の歪みを矯正して視力を正常に戻す技術。
3年ほど前に初めてこれを知った時は40~50万円すると聞いたが、今は10~20万円でできる。
コンタクト、メガネと一生おさらばできるなら、決して高くはない。
旅立つ日がまた遠のいてしまうが。
 
術後しばらくして再び視力が低下する例もあるらしい。
まだ新しい技術なので、確実なことは言えない。
ある意味賭けだが、思い切ってやってみる。
 
 
 
 

Written by Ryo

2009年2月4日 at 5:25 午後

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言葉、スピード、ライブ

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大阪、京都の出張から帰って来ました。
出張に行くと、いつもその土地の言葉に癒される。
学生時代は、大阪弁や大阪人をキツイと感じていたけど、今はとても心地よく聞こえ、人当たりも良いと思う。
「東京の人は冷たい」と言われるのがわかる気がする。
大阪人は世界一歩くのが速く、せっかちだということらしいが、それは感じなかった。
京都では、宿泊地が宇治で、少しだけ観光できた。
 
車の運転はすっかり慣れたと自分では思っている。
スピードは、出すより抑える方が難しい。
すいている高速では、アクセルベタ踏みが当たり前になってしまっている。
荷物を積んだハイエースなので全開でも150~160km/hぐらいしか出ず、物足りない。
友人から、「チャリで世界一周するようなヤツが、車をおとなしく運転するワケがない」と言われた。
おとなしく安全運転を心がけます。
 
エリック・クラプトンとジェフ・ベックの共演(2月22日、さいたまスーパーアリーナ)のチケットが届いた。
クラプトンはギタリストとしてはとっくに終わっていることは承知しているが、それでもこの共演は行かずにいられない。
ジェフ・ベックは現役のギタリストではトップクラスの変態で、60過ぎてもその勢いは衰えていない。
生クラプトンは1995年に武道館で見たが、生ベックはいまだ見たことがない。
チケットはS席17000円。ちょっと高いが、期待している。 
 
 
 
 
 
 
 
 

Written by Ryo

2009年1月23日 at 7:14 午後

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明けまして

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写真を別サイトにまとめました。
多少見やすくなったかと思います。
 
 
旅を終えてもうすぐ1年になります。
すっかり日本での生活が当たり前になった今、あの頃の写真を見ると、何もかもが別世界だったなと感じます。
胸が熱くなる。
早く旅したい。
でも資金が貯まるまで、まだまだかかります。
 

Written by Ryo

2009年1月3日 at 12:46 午前

カテゴリー: 未分類

¡¡¡Congratulations / Enhorabuena!!!

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自転車旅行者のジュン君がウシュアイアに到着した。
彼は2005年6月にアラスカを出発し、3年半を費やして南北アメリカ大陸縦断を成し遂げた。
僕たちは中米ニカラグアで出会い、9日間ともに旅をした。
旅の出会いというのは不思議なもので、わずかな時間のつきあいでも、ずいぶん古くからの友人のように感じてしまう。
僕が三大陸走破を終えた時、ジュン君はメールで「我がことのようにうれしいです」と書いてくれた。
今の僕の心情もまさしく同じで、本当に我がことのようにうれしい。そして無事でなによりだ。
おめでとう、という意味のタイトルにしたが、旅人が旅を終えることが果たしてめでたいことなのかどうかは、わからない。
ともあれ、帰国したらぜひとも再会して話をしたい。楽しみに待っている。
 
ちなみにこれから夜勤です。
さっき帰宅して、1時間ほど休んで、また朝まで仕事です。
 
 

Written by Ryo

2008年12月23日 at 7:31 午後

カテゴリー: 未分類

キャリア

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フロントキャリア
フロントキャリアは需要があまりないようで、数も種類も少ない。
出発前、2種類のフロントキャリアが市販されていた。
ひとつは鉄製で重く、18000円ぐらいだった。
もうひとつはアルミ製で軽く、8000円ぐらいだった。
僕は迷わず後者を買ったのだが、後に後悔することになる。
 
出発して1ヶ月半で、左側の、クイックレバーのすぐ下の部分が折れてしまった。
上からの荷重ではなく、横揺れによるものだと思う。
走行不能になったわけではなく、次の都市のカルガリーまでそのまま走行した。
カルガリーは大都市で、立派な自転車屋があったが、フロントキャリアは置いてなかった。
店員に相談すると、溶接屋に電話してくれた。
「自転車で南米まで行くっていうクレイジーなジャパニーズが・・・」というセリフが聞こえた。
 
溶接屋さんは折れた部分を見事にくっつけてくれたが、数週間後に右側の同じ部分が折れた。
また溶接してもらったが、しばらくして最初に溶接してもらった左側が再び折れ、しばらくしてまた右が折れ・・・
そんな感じで結局、左右合計8回も溶接した。最後オーストラリアでは折れたまま走行し続けた。
 
どの国でも、フロントキャリアを置いている店は見なかった。
注文して取り寄せることはできるが、何日も待つのは嫌だった。
後になって思えば、数日待ってでも取り寄せた方がよかったのだろう。
 
英語で「溶接」はweld。「溶接屋」はwelding shop。
スペイン語で「溶接」はsoldar。「溶接屋」はsoldadura。
それほど大きな街でなくとも、溶接屋は探せばけっこうある。
店の人の腕によって、仕上がり具合が違う。
アルミの溶接ができない店もあるので、事前に確認する。
中南米の店はアルミの溶接はできなさそうだが、意外にできる店が多かった。
 
リアキャリア
後ろの方がはるかに重いのだが、リアキャリアは最後までもってくれた。
キャリア自体がどんなに丈夫でも、支えているのは小さなビスなので、このビスが折れたら終わりだ。
錆びつかないように、時々外してグリスを塗ってやる。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 

Written by Ryo

2008年12月13日 at 7:17 午後

カテゴリー: 自転車パーツ

ブレーキ

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ブレーキシューはカートリッジ式が便利。リムと接するゴムの部分だけ交換すればよい。
どこの自転車屋にも必ず置いてあるというわけではないので、まともな店が現れたらスペアを買っておく。
 
シューの寿命は、走行状況に左右されるので一概には言えない。
えげつない山道が続くメキシコでは非常に消耗が早かった。
アンデスの長い下りでも消耗が早かった。
パタゴニアは大平原地帯だが、しょっちゅう暴風にハンドルをとられて吹き飛ばされるので、けっこう消耗した。
暑いところや雨が多いところでも消耗が早い。
最もブレーキを使わなかったのはオーストラリアだった。
 
ブレーキワイヤーが切れることはなかった。
もし切れたらとても困るので、スペアを持っておく。
 
 
 

Written by Ryo

2008年12月10日 at 8:10 午後

カテゴリー: 自転車パーツ

ディレーラー

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フロントディレーラー
出発時はDeore。少々ガタついたが壊れることはなかった。
新車を購入したら、よくわからないが同じくシマノのSISというのが搭載されていた。これも壊れることはなかった。
 
リアディレーラー
出発時はXT。
半年ぐらいで、小さな部品が取れてしまった。完全に壊れたわけではないが、使えるギアの幅が狭まってしまった。
そこはアルゼンチンで、なんとかまともな自転車屋があり、XTはなかったがDeoreを入手できた。
新車購入後もそのDeoreを使い続けた。
 
フロントもリアも、飛行機に積む時はTシャツなどを巻いて養生する。
空港の従業員どもは、他人の荷物をひどく手荒く扱うので、その他のデリケートなパーツや突起部にも養生をする。
 
長期ツーリングでは、ディレーラー調整の技術も必須。
振動により、ディレーラーの位置が少しずつ動いてチェーンに触れてしまう。
かなり微妙な調整になるが、これができなければ直せない。
 
シフトワイヤー
出発から5ヶ月ほどで、フロントのシフトワイヤーが切れた。
突然切れるととても困るので、スペアを持っておく。
 
ディレーラーに不具合が生じた場合、原因はたいていワイヤーのたるみだ
まずはワイヤーのテンションを直し、それでもダメならディレーラー調整などの細かいチェックをしてみる。
 
 
 

Written by Ryo

2008年12月8日 at 7:32 午後

カテゴリー: 自転車パーツ